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成田うなぎ祭り2019と土用の丑の日
2019年の土用の丑の日は、7月27日(土)ですね。この時期に合わせて、成田うなぎ祭り2019が開催されます。美味しいうなぎを食べましょう!
とは言え、そもそも土用の丑の日とは、何の日?何でうなぎを食べるのか?
土用の丑の日(どようのうしのひ)とは、土用の間のうち十二支が丑の日です。一般的に夏の土用の丑の日のことを言うことが多いですね。
夏の土用には、丑の日が年に1日か2日あり、2日ある場合はそれぞれ一の丑・二の丑といいます。
厳密には土用は、四季の毎季それぞれに1回ずつあり、土用の丑の日は年に6日程ありあます。
うなぎを食べる習慣については、諸説ありますが、讃岐国出身の平賀源内が発案したという説が最もよく知られていなす。
平賀源内は安永3年(1774年)里のをだまき評と言う書で、「土用の丑の日にうなぎを食べると滋養になる」と記述しています。これをきっかけに、うなぎの蒲焼きが広く食べられるようになったと言います。
成田では昔から、うなぎを食べていました。古くは、江戸時代に成田詣に訪れるお客様をおもてなしする料理、として喜ばれていました。
その名残で現在でも、成田山表参道周辺では多くのうなぎを提供する店があります。お店により様々なうなぎのメニューがあります。また、味も店によって伝統的な秘伝のたれがあり、食べ比べて見るのもいいと思います。
成田のうなぎは成田山表参道で食べよう!
成田山表参道沿いの800mの間に、たくさんの並んでいるうなぎのお店。
これだけの密集度は、全国的にも珍しいとされています。ことから、夏の土用の丑の時期に色んなお店めぐりを楽しむスタンプラリーとして、2005年から成田うなぎ祭りが開催されています。
JR成田駅・京成成田駅を降りると、大きな成田うなぎ祭りのポスターやのぼり旗が掲げられています。うなぎの街の雰囲気が、ズンズン伝わってきます。
成田駅にある「表参道」のシンボルモニュメント。ここを基点に成田山表参道が始まり、うなぎを始めとするたくさんのお店に出会います。
この表参道は電柱の地中化などにより、空を見上げても電柱や電線がありません。なので、すっきりです。そのために、昔ながらの町並みや雰囲気が楽しめますよ。
目でも舌でも楽しめる成田の表参道。ぶらぶらしながら、うなぎ屋さんを見て回ると、人ごみの中に多くの人が並んでいます。
見ると、うなぎを捌いているではありませんか。そう言えば、街全体がうなぎを焼いている香ばしい匂いに包まれています。
参道沿いのお店では、生きたうなぎをその場で捌いて、通行客に見せています。手馴れた手つきで、あのツルツル滑るうなぎを見事に捕まえては、シャッ、シャッと捌き、あっという間に蒲焼姿のうなぎが出来上がり。
これには観光客も足と止めて、この光景に見惚れます。さすが職人技ですね。
お腹がすいたので、そろそろうなぎを食べたいのですが、何処が良いのか迷ってしまう程、たくさんのお店があります。
さらに表参道を歩いていると、成田観光館という建物がありました。ここは、成田とその周辺の観光情報を案内する発信基地として整備された施設です。
成田観光館
中々面白かったですね。
この成田観光館から参道を下っていくと、成田山の正門があります。ここまで来ると、成田山にお参りをしないわけにはいきませんね。
成田山新勝寺は、「成田のお不動さま」の愛称で親しまれています。1,000年以上の歴史を持つ全国有数の霊場で、日本を代表する観光地の1つです。
成田山の正門から入っていくと、広い境内が待ち構えています。境内には、大本堂の他に江戸時代建立の国指定重要文化財が5棟あります。(5棟:仁王門、三重塔、釈迦堂、額堂、光明堂)
また、本堂の裏には、広大な成田山公園が広がっており、四季折々の美しい景色が楽しめます。
成田山新勝寺
成田山公園
江戸情緒豊かな古い日本の町並みが、成田山表参道では見ることが出来ます。成田うなぎ祭りで賑わっている表参道は、正に日本の原風景です。
普段の成田山表参道は、夜が早いです。しかし、お祭りの期間中は、20時過ぎても賑わいがあります。せっかく行くなら、夜の顔も見たいものです。
食べ物には、旬があります。この旬の食材を食する時、日本人でよかった、とつくづく思いますね。
成田はうなぎだけではありません。何度も訪れて、いろいろな旬の食材を食べつくして下さいな。(笑)
成田うなぎ祭りの開催期間と参加店
毎年夏の土用の丑の日にあわせて開催している成田うなぎ祭り。
2019年は、7月12日(金)から開催されます。
開催日:2019年7月12日(金)~8月25日(日)
開催場所:成田市内 スタンプラリー参加店
2019年7月12日(金)~8月25日(日)の期間中、成田山新勝寺周辺や市内各所の数多くの店舗が参加するスタンプラリーが開催されます。
応募すると旅行券などの素敵な賞品が当たりますよ。
夏は、成田を味わうお土産をみつけながら、色々なお店めぐりを楽しんでみてはいかがでしょうか。
詳しくはこちら ⇒ 成田うなぎ祭り参加店リスト 豪華賞品
成田山表参道沿いの人気うなぎ屋さんはここ!
巷のうなぎサイトでは、成田山表参道と言いながら、隣の富里市や成田市内と言えども、車で(徒歩ではありませんよ)30分も走らなければ、辿りつかないお店を紹介しています。
ここでは、純粋に成田山表参道(一部成田山公園内にあるお店もあります)を紹介していますので、是非参考にして下さいね。
成田駅から近い順にお店の紹介です。一番下にマップがありますので、拡大して確認できます。
☆ 三はし
JR成田駅から歩くこと、3分位です。(京成成田駅からだと、4分くらい)成田では老舗のお店で、天婦羅が美味しいです。うなぎの人気店でもあります。
住所:千葉県成田市花崎町532
☆ ひかたや第二支店
JR成田駅から表参道沿いを歩く事、5分程にあるお店です。職場の宴会で良く利用していました。キレイなお店ですが歴史を感じる建物です。個室もあるので、他人を気にせず食事が出来ます。うなぎも当然、美味しいです。
住所:千葉県成田市花崎町538
電話番号:0476-22-0622
☆ ひかたや本店
ひかたや第二支店から成田山方向に進んだ場所にあります。第二支店と共に、人気のお店です。秘伝のたれが絶品です。
住所:千葉県成田市上町510-1
電話番号:0476-22-0132
☆ 成毛屋
成田山表参道からちょっと外れた(2分ほど)場所にあります。ここのお店も歴史のある老舗ですよ。
旅館も併用したお店なので、お泊まりもOKですよ。道を挟んで反対側には、成田小学校があるので、すぐ分かります。
住所:千葉県成田市幸町395
電話番号:0476-22-0239
☆ 國之屋
うなぎのは肉厚でしょうか、タレが美味しくご飯をお替りしたくなります。
住所:千葉県成田市仲町390
電話番号:0476-22-0326
☆ 鰻福亭
成田山に向かう坂の途中にあるお店です。比較的良心的な価格なので、気軽にうなぎをいただけます。
住所:千葉県成田市仲町394
電話番号:0476-22-0027
☆ 川豊本店
人だかりだ出来るほど、店頭でうなぎを捌いているのがまた人気です。並んで待つことも多い人気店です。うなぎは柔らかくて美味しいです。建物も凄いので見てください。
住所:千葉県成田市仲町386
☆ 菊屋
成田山新勝寺参道で人気のお店で、上品な味付けが自慢のうなぎを味わうことが出来ます。個室もあります。
住所:千葉県成田市仲町385
電話番号:0476-22-0236
☆ 近江屋
地元でも古い老舗のお店です。うなぎは甘口で、誰もが食べやすいので人気です。
住所:千葉県成田市仲町384
電話番号:0476-22-0119
☆ 又兵衛門前店
川魚専門店です。宗吾霊堂に近いお店が成田門前店に出店しました。うなぎの白焼きが購入できるので、隠れ人気のお店です。割安です。
住所:千葉県成田市仲町361
電話番号: 0476-24-3353
☆ 高橋水産門前店
こちらも川魚専門店です。佃煮が美味しいです。珍味と言っていいのでしょうか?茹でたザリガニが、お酒のおつまみに合います。見た目で、ちょっと・・・買いたくない!と思った方、1度食べてみてください。
住所:千葉県成田市仲町363
電話番号:0476-24-0144
☆ 大黒屋
手打ちそばが美味しい大黒屋です。(うなぎでなく、すみません)
住所:千葉県成田市仲町376
電話番号:0476-22-0130
☆ 大野屋旅館
地元でも歴史のあるお店で、建物が見事です。こちらもうなぎの人気店です。外見からして、値段が高そうに思えますが、比較的安心価格です。
住所:千葉県成田市仲町371
☆ 若松本店
成田山門前のすぐ近くにあるお店です。ランチのうな丼定食が人気です。
住所:千葉県成田市本町355
☆ 駿河屋
成田でも人気があるお店です。注文を受けてから捌くので、出てくるまで少し時間がかかります。待つ時間も楽しいのでは?目印は、赤いのれんです。
住所:千葉県成田市仲町359
電話番号:0476-22-1133
☆ 名取亭
成田山新勝寺の奥座敷が成田山公園になっています。その成田山公園の中にあるお店です。食事をしながら見る池の景色は、すばらしいものがあります。もちろん、うなぎも人気で美味しいですよ。
住所:千葉県成田市寺台575
電話番号:0476-22-0355
地図の起点は、JR成田駅です。
画像は参考です(2018年)