成田市に隣接している芝山町という町があります。ここには、航空科学博物館と言う、日本で最初に作られた航空専門の国立博物館があります。
この航空科学博物館には、YS-11試作1号機やアンリ・ファルマン複葉機の実物大レプリカ、DC-8のフライトシミュレータ、ボーイング747の客室の実物大モックアップ・実機の機首部分、成田国際空港の模型などが展示されています。
航空科学博物館はどんなものがあるの?
博物館の中に入ると、1階と2階は航空機など、いろいろなものが展示されています。子供から大人まで、楽しむことが出来ます。
そして、展示スペースの真ん中には、ボーイング747-400試作機の模型があります。これはシミュレーターで実際に操縦する事が出来ますので、パイロットになった気分で大空を飛んでいるようです。
また、2階の屋上に出ることも出来るので、お天気のいい日はちょっと外に出てみるといいですね。成田国際空港のA滑走路が間近かに眺めることが出来ます。
お腹がすいたら、4階の展望レストランに行って食事をすることが出来ます。成田国際空港を一望出来るので、とてもいいですよ。
5階は展望室です。博物館の職員さんから飛行機の解説を聞く事が出来ます。このお話を聞きながら、離着陸する飛行機を見ると、とても感動的です。
また、実際に使われていた空港管制機材も展示されているので、見る価値、大いにあり!です。
屋外には、YS-11試作機やボーイング747-200機種部分の実物など、各種航空機や実際に使われていたトーイングトラクターなどが展示されています。
航空科学博物館の由来
昭和52年(1977年)に芝山町が、新東京国際空港の開港に関連した、博物館建設を検討していました。これは、離農した農家の人達の雇用対策を考えたものです。
当時の運輸省の認可が下り、昭和63年(1988年)に博物館の工事が着工されました。翌年の平成元年(1989年)に工事が完了、8月1日に航空科学博物館がオープンしました。
この航空科学博物館の人気は凄いもので、平成6年(1994年)には、入館者100万人を達成しています。
その後には、 映像や制御装置などを改善して、新たな博物館となりました。
所在地:〒289-1608 千葉県山武郡芝山町岩山111-3
開館時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜日(月曜日が国民の祝日の場合は、その翌日)、年末年始(12月29日~12月31日)
入館料:大人500円、中高生300円、子供(4歳以上)200円
航空科学博物館のゴールデンウィークのイベント
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