2018年は成田山開基1080年の年で、10年に1度のご開帳の年でした。期間中はいろいろなイベントが開催され、多くの人が参詣に訪れました。この期間にしか見られない催し物もありました。
また10年先か~!と思わずに、是非、成田山新勝寺へ行ってみてはいかがですか?
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成田のお不動様の魅力
千年以上の歴史のある成田山新勝寺。参詣客が年間1,000万人以上訪れる日本を代表する観光地となっています。特にお正月の3が日の初詣では、300万人も訪れるそうです。凄い人気のスポットですね。
今、千年の歴史を顧みる成田山を訪れてみませんか?
成田山新勝寺は、成田のお不動様で親しまれている、真言宗智山派の大本山なんです。
広大な境内には、大本堂の他に重要文化財(国指定)が5棟建立(江戸時代建立の仁王門・三重塔・光明堂・額堂・釈迦堂)されております。とにかく、壮大なロケーションで圧倒されます。この壮大なロケーションが、魅力の一つです。
人混み大好きと言う方は、是非1度お正月の元日から3が日の間に初詣においでください。(笑)
参道はたくさんの参拝客でごった返していますので、普段ですと成田駅からお不動様までの約1.5キロほどの道のり(15分~20分程度)が、2時間から3時間(もっとかも?)かかる場合があります。
時間に余裕を持ってお越しいただくと、成田山の人混みを満喫?出来るでしょう。(笑)
また、参道の途中には、江戸時代から参詣客におもてなし、としての印旛沼の鰻(うなぎ)を食べることが出来るお店が軒を連ねています。いい香りなんですよ~。これがまた。どこのお店に行こうかと、迷うほどのお店がいっぱいです。
人がいないほうがいいよ!と言う人は、2がつの成田山節分会までは、大変込んでいますので、梅が咲く梅祭りの頃や秋の紅葉の時期がオススメですね。
暑いのは大好きと言う人は、人が一番少ない夏の時期においでくださいな。(笑)
更に、お不動様に向かう二股の道(右方向の下り坂がお不動様方向です。)を右に行き、下り坂途中の左側には、「成田観光館」と言う施設があります。
ここは、成田市とその周辺の観光情報など紹介していますので、立ち寄って情報を仕入れるのもいいのではと思います。
成田山参りでご利益アップの正五九詣り(しょうごく)へ行こう
さて、成田山に参詣してご利益を得る。それは健康であったり、商売繁盛であったり様々なご利益があります。正五九詣り(しょうごく)と言うことをご存知ですか?
正月・五月・9月に寺院に参詣することを正五九詣りと言います。3月は、他の月よりもご利益を得ることができると言われています。ご利益のパワーアップですね。
お正月は1年の平安を祈り、田植えの5月は豊作を祈ります。また、9月にはそのお米の収穫時期になりますので、その恵みに感謝を捧げます。
正五九詣りは、たくさんのご利益を得られる月と言われていますが、それよりも仏様へのたくさんの祈りを捧げる月です。
お正月の賑わいが、5月・9月とやはり賑わいの成田山です。
では、大本堂でお不動さまのご利益をいただける中心道場へ行ってみます。
開山以来1,000年以上絶えることなく焚かれてきた御護摩の炎そして、1日も欠かさず続けられている、御護摩祈祷を行う中心道場です。
御護摩祈祷では、御護摩の炎の中に護摩木という特別な薪を投入し、願いごとの成就を祈願します。
「御火加持(おひかじ)」では、大切なものを御護摩の火にあてることでお不動さまのご利益をいただきます。
大本堂では毎日、御護摩祈祷が行われ、参拝者の悩みや全ての願いごとの成就を祈祷しています。
成田山公園のパワースポットで運気アップ!
境内の裏には成田山公園があり、四季折々の心安らぐ景色が楽しめます。
ここは、その地形を活かした公園で、全体が日本庭園のロケーションとなっています。癒されるわ~!!ですよ。
特にパワースポットでもある、雄飛の滝や雌滝からの水の流れが、文殊の池~竜樹の池~竜智の池へと続いてゆったりとした時間が過ごせます。
池の周囲には、梅やつつじ、さつき・もみじなどがあり、春夏秋冬、変化にとんだ自然が飛び込んできます。池の周囲は、1周900メートルくらいあるでしょうか。散策には持って来いの安らぎの時間と空間です。
ご夫婦や恋人、ただし、成田山は女性の神様なので、やきもちを焼いて、結ばれないと言うお話もありますので、お2人でよく話し合ってからお出かけくださいませ。(笑)
話が逸れました。ご夫婦や恋人同士でひと時の時間を過ごすのも、いいのではないでしょうか?
成田山公園はどんな所?
成田山公園は、成田山新勝寺大本堂の裏に広がる、丘陵地を利用した公園で、公園自体が大庭園となっています。
大庭園の大きさは、16万5000㎡なんです!ちなみに、よく東京ドーム何個分って比べますが、3.5個分です。(笑)
この広大な成田山公園では、今は紅葉が見頃です。その他に、梅や桜、藤や菊など、四季折々の花木が楽しめると共に、池のある風景がその景色を一層引き立てています。
成田山公園の場所はこちら ⇒ 成田山公園
四季折々、いつ訪れてもやすらぎのある景観と時間を楽しむ事が出来ます。
成田山公園の行き方
まずは、成田山新勝寺を目指して行きましょう!
電車で来られる方は、JR成田駅東口または、京成成田駅中央口から徒歩15分程度です。
また、バスで成田山新勝寺の近くまで行けます。下車するバス停は、「成田山門前」下車。しかし、せっかくの成田山表参道を歩かない手はありませんので、オススメしません。
・千葉交通バス
京成成田駅中央口:吉岡経由佐原行きまたは、イオンモール成田行き
・JRバス
三里塚・多古八日市場行き
成田で遊ぶグルメめぐりと朝護摩体験など
成田は成田山新勝寺の参詣客を迎える、門前町として栄えてきました。成田山表参道には、江戸情緒感じる町並みとたくさんのお土産屋さんや成田名物の美味しいウナギ屋さんなど、食事処の飲食店があります。
年々海外からの観光客が増える中、私達日本人も日本の原風景であり、心安らぐスポット成田に足を運んで様々は体験をして遊びましょう!
成田山書道美術館で心を豊かにする
成田山書道美術館は、成田山新勝寺の大本堂から後方に広がっている、緑豊かな美しい成田山公園の一角、三の池のほとりにあります。
成田山書道美術館とは、公益財団法人成田山文化財団が運営している書の総合美術館で、1992年(平成4年)の開館です。静謐な空気の中、様々な作品をゆっくりと楽しむことができます。
江戸末期から現代まで、幅広い収蔵作品たちを見ることができます。心が、洗われます!
成田山表参道を歩く!
表参道と聞くと、どこを思い浮かべますか?東京原宿表参道?それとも青山ですか?そうではありません!今、最も熱いスポットは、成田山表参道です。
成田山表参道は、江戸情緒溢れる町並みを歩いて、日本遺産が体験できる場所なのです。美味しい食べ物もたくさんありますよ。
成田山表参道は、JR成田駅と京成成田駅から成田山新勝寺の総門までの約800メートルにわたる区域です。この町並みは、日本遺産に指定されて、訪れたたくさんの人達に親しまれています。
是非、日本遺産の町並みを体験してください。
※日本遺産
地域の歴史的魅力や特色を通じて、日本の文化伝統を語るストーリーを日本遺産として、文化庁が指定したものです。
成田山ならではの朝護摩を体験する!体と心を清めて明日の力を!
せっかく成田に来たなら、日帰りではもったいない!です。空港周辺のホテルでも成田市内のホテル・旅館でもいいので、是非1泊してもっと成田を楽しみましょう!
オススメは、成田山新勝寺の大本堂で行われる、朝護摩です。朝護摩は成田山開山以来、毎日行われている御護摩祈祷です。この御護摩祈祷は、参詣者の願いが成就するようにお不動様にお祈りする儀式です。
特に最も静かで厳粛な時間に行われる朝護摩は、心身ともに洗われます。朝の1番護摩で、お願い事を成就させてみませんか?
御朱印女子に人気です成田山後朱印を集めよう
成田山ではお参りの証として、御朱印を授与しています。成田山の御朱印は各御堂の御本尊様の墨書が特徴となっています。是非、御朱印帳を用意して、各御堂を回って御朱印を集めてみましょう。
最近は、多くの御朱印女子がいらっしゃいますよ。
御朱印は、300円です。
成田山開運不動市毎月28日がご縁日
1月を除く毎月28日は、成田山開運不動市が開催されています。場所は、成田山新勝寺門前広場です。
いろいろな骨董品が、所狭しと並べられています。あなただけの宝物を見つけに行って見ませんか?
時 間:午前7時から午後4時まで